健多郎

若おかみは小学生!の健多郎のレビュー・感想・評価

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)
4.5
別れと出会いのはなし

小さい子、若い子がまわりの人達に助けられながら慣れない環境でがんばって、ともに成長していく…っていう僕の一番好きなタイプの人間ドラマでした
別れは辛いことだけど決してマイナスの面だけじゃないし、新しい出会いにも繋がってくれるんだよね

両親との死別を経験しながらも主人公のおっこが明るく前向きだったので、見てるこっちも救われました
おっこ一人じゃなくて旅館の家族やお客様、幽霊たちがいたから明るくいられたんだろうな
忙しない仕事を与えてもらえたのも良かったんだと思う
辛い時ほど、仕事や私生活が忙しい方が救われるもんな

悪いことをしてしまう人はいても、悪い人は出てこない、あったかい気持ちになれる映画でした
健多郎

健多郎