ひ

軽い男じゃないのよのひのネタバレレビュー・内容・結末

軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

発想は面白い。

まぁでも、誇張し過ぎかなと思う。
この映画一貫して「"男"というものは害悪な存在だ」という姿勢の作品だったけど、男ってこんなに皆が皆揃いも揃って単細胞で男尊女卑な態度の奴ばっかりなの?と思うとだいぶ偏見は強い作品かなと思う。映画にする上ではキャラクターは濃い方が良いのだろうけど、男女逆になった世界の女性陣皆気持ちが悪過ぎて引いた。逆にここまでやらないとわからないのか?

どこまでが男女逆になってるのかわかりづらかったのも難点だった。服は男女逆になるのに、髪型は基本そのまま笑 身体は細いのに女性の方が力強いの?

迷い込んだ世界では"女が強いから子供を産む"って言われててなんか皮肉だな笑 この世界でも産むのは女性なのに。

一つ気になったのが、産み方が違ったのは男女逆の世界にいるから?それともフランスではあれが主流なの?違う国の映画だからどこまでが設定なのか本当にわからない。

終わり方は良かった。結局主人公は元の世界に戻ることなく違う登場人物が元の世界とも違う男女逆の世界に迷い込む、ってのが永遠ループで結局性差別はなくならないということを表現しているようにも感じられてうまかった。

最近フランスのドラマを観てるけど、フランスって性別による偏見が割と強い国?

文化的なものもあるので、日本版を作ったらまた違う気持ち悪さが出てくるんだろうな。
ひ