ソニック・ザ・ムービーの47のネタバレレビュー・内容・結末

ゲームのソニックとはいろいろ違ったが、思いの外楽しめた。
ただどうしても比較対象にザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーという傑作があるので、それと比べてしまうとどうしても評価が辛口になってしまうところはある。
いろいろツッコミどころやいつのまにかフワッと解決したことになっている部分はあるのだが、全体的には王道のお話で良かった。
ファンからの尋常でない批判を受け三ヶ月で修正したというソニックの3Dは全く違和感なく成立しており、スタッフの並々ならぬ努力に敬意を覚えた。
話としては「普通に良かった」くらいの感じ。やはりゲームのSEが使用されているのは嬉しい。
ソニックの相棒枠の人間が故郷に留まろうと思える動機が少し弱かったように思え、話を綺麗に展開させオチをつける都合上こうなったという印象は拭いきれない。
ジム・キャリーの怪演は大変良かった。ゲームとは諸々違うが、しかし確かに愛すべき悪役としての魅力をフルに発揮しきっており、最後にゲームにより近いビジュアルになったときは驚いた。
2のほうではゲームでお馴染みのキャラたちが活躍するようなので楽しみ。