スズランテープ

愛唄 ―約束のナクヒト―のスズランテープのレビュー・感想・評価

愛唄 ―約束のナクヒト―(2019年製作の映画)
1.3
清原果耶がひたすら輝いでる映画。
というか清原果耶以外見所がない映画。
うーーーーーん
普通に見れたしまあまあ面白かったんだけど流石に許容できないほど脚本がひどい。

会話も展開もナチュラルさが全く無くティーン女子向けの軽い映画だなとしか思わなかった。とにかく台詞回しがひどく、現実実のカケラもない。リアリティを完全にぶん投げた作品だし見ていて冷める。正直こういう映画は嫌いなんだけどあまりにも清原果耶が良すぎて、かなり感情的になってしまったのが悔しい。


そう。清原果耶はやばい。本当に彼女すごすぎる。飽きっぽい性格だから最初好きになった時も後々はまた違う女優さん好きになるのかな〜とか思ってたけど見れば見るほど好きになる。
この映画を見てまた清原果耶を人間国宝にすべき論が自分の中で強化された。

ただ泣くだけじゃ無くて+αで表情を入れてくるからただ演技だけで泣けてくる。言葉すら不要目の動き一つで全て伝えてしまう仕事って感じ。

バケモンだと思う彼女。どの映画見ても全然違う角度からアプローチしてくるから飽きが全くこない。異次元。未だに彼女は5次元からきた女優だと思ってる笑
驚愕なことにあのデイアンドナイトと同じ年。いや〜どこまで惚れさせるのですか。

あとシンプルにこの映画の清原果耶めちゃくちゃかわいい。いつもかわいいんだけどこの『君の膵臓をたべたい』の浜辺美波みたいな役似合ってた。あれも彼女がやればよかったのにと思うほど。

そしてまだ清原果耶絶賛は止まらないんだけど歌めっっっっっっっっちゃうまい。声が綺麗すぎる。何なの本当に完璧すぎ。
いつもiPhoneで聴いてる。また野田さんとコラボして新曲出してほしい。


本当は清原果耶補正でもっと点数高くしたかったんだけど(実際3月のライオンは清原果耶補正で点数上げまくってます。)今回は彼女の出演時間が序盤少なかったので減点。あとこういう病気を扱った作品にはかなり厳しい目を向けているのでこの点数。

彼女以外で好きだった映画要素は何個かいいシーンがあったとこ。一つ目はCMのポスターが剥がされるとこ。なんか時間経過の伝え方とエモーショナルさ両方が良かった。もう一つはお母さんが息子のベッドの暖かさを感じるところ。




最後のマグノリア的な感じも僕は好きでした。


清原果耶が好きな人にはおすすめしたいです。
それ以外の人には全くお勧めしません。
ですが普段映画を見ない僕の同年代の人や中高生は楽しめるかもしれません。いい演技に触れるいい機会になると思います。
あの雑な脚本を最後まで夢中になって見させてくれた清原果耶には頭が上がりません。本当に彼女が出ているシーンは全て名シーンでした。
次は『望み』が見たいですね。
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