タイトルや評判でなんとなく あらすじがわかって、埼玉のことなんか別に知りたくもないと思って ずっと引き出しの奥にしまっておいた作品でした。観たらびっくり!こんなに面白いなんて。最初は クスクス笑ったり、あるよあるよと笑ったり、へーっていう情報があったりとスラスラと世界観の中に没入。その中で 構成とストーリーテリング、セリフが周到に計算されていてて、クライマックスでは涙をくらいそうになってしまう自分がいて本当にびっくりしました。本当にこの映画はすごい。
構成や シナリオについては学ばせていただくこと 多々ありますが、特に勉強になったのは 美術。
映像にまつわる業界ではとかく効率化、 コストカットがうたわれており、格好のターゲットになるのは美術の分野。それなのに この映画は衣装 大道具 小道具 セット、全てにおいてこだわりがデテイルまで行き届いていて本当にすごい。 しかも一つの世界観に向かって 統一感 方向性がすごい 整っている。 やっぱり こだわらなければだめだと、こだわることが大切だと本当に勉強になりました。ちょっと元気が出る。 ありがとうございました。
