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翔んで埼玉のeichanのレビュー・感想・評価

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
3.6
正直言ってストーリーはくだらない。バカバカしくて意味不明。だが埼玉愛に溢れた映画だ。
作中で埼玉はすごくバカにされる。埼玉県としても、市町村、地方単位でも容赦なくバカにされる。そして巻き添えを喰らう千葉、茨城、栃木、群馬。
だが度を超えた表現はない。肝っ玉母ちゃんが「このバカ息子が!」というような、バカにする中にも愛がある。
私は茨城や千葉に住んだ経験がある。関東の都県にはすべて思い入れがある。多分そういった人には不思議と心に残る映画になるのだろう。
逆に関東に全く馴染みがない人からしたら首を傾げるしかない映画である。ストーリーはつまらないのだから。
またふと思い出したら、罵られる地元達を見るために手に取るかもしれない。
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