木葉

翔んで埼玉の木葉のレビュー・感想・評価

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
3.4
これは埼玉出身の友人と観た。
自分だったらチョイスしないような映画をチョイスするということは、やっぱり地元愛溢れてるよね、と思ったが、
どうやらそうでもないらしい。
埼玉はあってないようなもんだ、
埼玉をディスる映画を観たいんだと。
でも結果的に私が感じたのは埼玉県民の郷土愛に溢れていたなと!
役者たちが大まじめに個性豊かなキャラクターを演じきり、画面全体を通してその気迫、熱量が伝わってきて、荒唐無稽なのに潔さや一生懸命さで振り切ってくれている。
自虐映画と思いきや、そのポジショニング(東京に隠されているだとか)を一番理解し、ここが一番だとか自慢しない、特別誇れる何かや、こだわりはなくとも、埼玉は他の県と一緒でやっぱりいいとこなんだと見え隠れする、面白い映画だった。
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