ほるもん

バーニング 劇場版のほるもんのレビュー・感想・評価

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)
4.0
イチャンドン監督の「オアシス」が私の映画ベストワンなので無条件支持です

1回目みた時はイマイチ分からなくて途中でやめてしまいました

次に「ザコール」をみてチョジョンソがすごくよかったので、誰だ?と調べたら
バーニングにヘミ役で出ていた子だと
知って、それなら身の入れようがあるというものだと、2回目を鑑賞しました。

身を入れて観てみたら
俳優3人と韓国の景色、
低い山、緑少ない、整備されてない、
田舎の道などから
定まったものなど何もない
もやーっとした風が吹いていた

3人が言葉、役割、価値観、の無い所で
自分の存在を表現しているように感じた
3人とも幸せそうじゃないな、ってこと
若い時には幸せの実感は感じにくいもの

ユアインは何故金持ちの男に合わせて付き合っているのだろう?
ユアインは幻覚でもみているかのようだ
自分の状況がわかってない?

自分とは住む世界がまったく違う金持ちで教養もある家族もある‘男‘
そして自分の女と寝た男
自分に自信のない人間は怒りを直接向けることにも怖気ずくのか、
と思っていたら最後に爆発しましたね、
後先考えず、、、。
ユアインのお母さんが強烈に印象的、
絶望の象徴でしかない。
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