濃密 2.5時間の長尺を全く感じさせない濃密さ 全てのシーンに意図を感じさせる
恐らく5回目の鑑賞それでも没入する
本作の考察はAmazonに秀逸なレビューが投稿されておりそちらの参照を推奨
ここではユ・アインの俳優としての素晴らしさに賛辞を送りたい
葛藤し苦悩する若者を見事に演じきっている 彼の怪演で主人公の悲しみや声にならない慟哭が我が事のように胸刺さる
絶妙で卑屈な笑顔が 悲嘆 怒り 嫉妬 憎悪 すべてを綯い交ぜにした強烈な感情を見るものにぶつけてくる
こんなにカタルシスを感じる表情はそうは目にしない
韓国映画の名作五指には入ると思う 素晴らしいの一言に尽きる
