かわうそ

バーニング 劇場版のかわうそのネタバレレビュー・内容・結末

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

観終わってからコメントを読んだら村上春樹原作と知って、だからこんなに意味不明なのだと理解できました。
(そうと分かってたら観なかったな。。)

ともあれ、何時間か考えてみて思うのは以下の点。
・パントマイム
『無い』ことを忘れるのが寛容、という全体への伏線?

・井戸
住んでいた家の母と姉と向かいのおじさんが「無かった」って言ってるのに。枯れ井戸があったとか覚えてられるかな、と思いつつ「井戸の底で待っていた」って言ってたから枯れ井戸が正解のような気もする。
それともただ単に何かのメタファ?(井の中の蛙的な井戸なんですかね)

・ビニールハウス
これはほんとに意味不明。焼いたのか焼いてないのか。おそらく実際には焼いてないのだろうけど、それが何のメタファなのか。。全く分からない。

・ヘミは何処へ?(猫はボイラなの?)
これはそういう謎を残すという技法なんでしょうけど、この点以外のイライラが重なってるから余韻に浸れないんですよね。

・ラスト
おっさんを刺した一連の下りは、現実じゃなくて『創作した小説作品の内容』ということですよね?そうだと分かりやすくするために、わざわざ全裸になったんですよね?ね?

などなど、いろいろ考えていたらまた観たくなりました。
そういう作品なんですかね。
観たいとは思うけど、面白い作品だとは思えない。
やっぱり好きじゃない。
オアシスとペパーミントキャンディーは好き。
かわうそ

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