SHiNON

ファイティン!のSHiNONのネタバレレビュー・内容・結末

ファイティン!(2018年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

強面の優しいドンソクおじさん、しんみりとするけれど温かくもある家族愛、スポ根ストーリー。この3つがとても良い感じで詰まっている映画。

マ・ドンソク目当てで見たのですが、もうとにかく可愛いシーンが多い。子供と絡むシーンはもちろんのこと、マッサージチェアをやらないと言っていたのに、やったときの幸せそうな顔。吊革が壊れたシーンの焦り具合には笑いました(持って帰ったのにも笑った)。

そして、家族愛とスポ根ストーリー。妹が本当の家族ではないと分かってからの流れがあり、そのうえでラストの「僕にも家族ができました」の言葉にはぐっとくるものがありました。アームレスリングの試合は見ていて熱くなるものがあり、思わずこちらも「ファイティン!」と言いたくなるような感じでしたね。

「絆のために頂点を目指す」というのは家族の絆もあるのですが、友情の絆であり、応援をしてくれる人の絆でもあるのではないのかなと、映画を見ていて私はそんなふうに思いました。
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