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ファイティン!のkuuのレビュー・感想・評価

ファイティン!(2018年製作の映画)
4.0
『ファイティン!』映倫区分G.
原題原題:챔피언/Champion. 
製作年2018年。上映時間108分。

マブリーことマ・ドンソクが主演を務め、アームレスリングの世界を舞台に描いた韓国ドラマ。
※マ・ドンソク ファンの贔屓目感想ですし、贔屓なしでしたら評価から0.5ポイントマイナスでよろしくお願いいたします🙇‍♂️。

生後すぐに韓国から米国へ養子に出されるが、間もなくして養父母は事故死。
しかたなし米国で育った韓国人の孤児マーク(マ・ドンソク)はアームレスリングの魅力にハマり、チャンピオンを目指す。
しかし、アームレスリングの試合を重ねる傍ら、クラブの用心棒として生計を立てる彼は、トラブルを起こしてします。
その後、若い詐欺師然のスポーツマネージャーに誘われ、韓国へ戻り、再びアームレスリングの世界に挑むことに。
そして産みの親の家を訪れ、彼は疎遠になっていた家族と再会。
そこに住んでいたのは、初めて会う妹とその子どもたちだった。
ムカつくフィクサーたちと対立しながらも、話の展開スピード高めていく。。。

最初の10分は、米国を舞台にしたバーのシーンやけど、明らかに韓国で撮影されたもので、集められたエキストラはすべての白人で、安っぽく、人工的で、ダサい印象を受けるのは頂けなかったかな。
扨、試合としてのアームレスリングは、個人的には、あまり馴染みのあるスポーツではない。
しかし、男子なら仲間同士で必ず経験する腕相撲💪。
小生も弱いながら良く腕相撲を挑んで遊んだ方やし、非常に熱く楽しめた作品でした。
今作品の要素として、シルベスター・スタローンの『オーバー・ザ・トップ』を公然と引用したストーリーは、独創的なモンじゃないかもしれませんが、そないなモンは問題にならないほど純粋な強さ、情熱、才能をもったマ・ドンソクにより、今作品は演じられてます。
個人的に好きな俳優だし、贔屓目もあるけど、マ・ドンソクて云う才能ある俳優が、浅い固定観念にとらわれることなく、感情のこもった深みのあるタフガイを演じるさかいに観れる映画で、彼以外には今作品はこなすことが出来ひんちゅうことを示してる作品やと思います。
役柄と一体化した彼の演技はまさに圧巻やったし共感も出来ました。
今作品は、米国と韓国の文化、子供時代と大人になってからの比較とか、知的なユーモアが盛り込まれてるし、シチュエーション・コメディもあり思わず笑みがこぼれて観ました。
マ・ドンソクのファンでスポーツドラマを探してはるのなら、この情熱的な映画はハマると思います。
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