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毒戦 BELIEVERのTAMUのレビュー・感想・評価

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)
3.6
香港ジョニー・トー監督『ドラッグウォー 毒戦』の韓国版リメイク。

韓国で動員5百万超えですからね〜、期待し過ぎてしまったかも。個人的に映画で育って来ているので、香港映画に関しては警官絡みの銃撃戦に違和感を覚えないのですが、どうも韓国警察がマシンガンを打ったり、女性警察官が武術の達人だったりすると、あり得ないアレルギーがw

これも個人的に韓国映画見過ぎたからかもしれんが、正義感の強い警察のチームを受け付けられん。そんな麻薬ごときに大物が関わっているのであれば、上から下からものすごい圧力で潰しにかかってこそ韓国(ものすごい偏見w

撮影は美しかったり、分かりやすかったり、上手いなーて思ったが、ストーリーに関しては着いていけないところもあり。読解力不足かもしれませんが…

まぁ、いいでしょう。好きな役者さん一杯出てますし、イ・ヘヨン監督の前作『京城学校』をはるかに凌ぐ出来栄えと思いますw

なんてったってチーム長演じるチョ・ジヌンが好き。『最後まで行く』を見てから、どうしても狂人を期待してしまうのですが、本作では、まとも、真面目、部下思い、で個人的興味の薄い役所w

そして、もう1人の主人公はラク役リュ・ジュニョル。ここの所、立て続けに何作か見てるけど、才能が光るというか、変幻自在に個性的な役を演じる。本作でも、冷たい側面と優しい側面と、緊張感感じる凄みある。

素晴らしき狂人役にキム・ジェヒョク。亡くなった後に数本見ていて、本作が遺作なんですと。キム・ジェヒョク先輩の作品がもう無いのかと思うと寂しい!!
「大事なことは、最後まで疑うこと」覚えておきます!

そして個人別ポスターにある肩書き「残虐クリスチャン」ブライアン理事w 役にチャ・スンウォン。韓ドラ『最高の愛』にどハマりしたことがあって、その時からトッコ・ジン先輩にベタ惚れw
狼狽するトッコ・ジン先輩なんて見たことないから、それだけで見に行った価値ありw

最後にこちらも大好きな『未生』クラスタで言うところのチョン課長、パク・ヘジュン。未生の頃から思ってましたが、眼が怖い💦
最近、売れちゃった感ある。本作はイカれてる感が『チェ・ピロ』超えてるかも💦

本作は日本版で個人別ポスターがあるんだが、キム・ジェヒョク版かチャ・スンウォン版かパク・ヘジュン版が欲しい!
ひとつに絞るなら、どうしても部屋に貼りたいチャ・スンウォン版。
「共に祈りましょう」
TAMU

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