くりふ

デジャブのくりふのレビュー・感想・評価

デジャブ(2017年製作の映画)
1.5
【スカひいちった】

レンタルにて。2018年作のコリアン・サイコホラー。

映画館で予告を見た、他のちょち面白そうなのと混同したらしい…。

こちらは劇場未公開で、何故そうなのかは見て、よくわかりました。

国策でハリウッドに学びに行くという韓国映画は、撮影技術的なところでは日本のずっと先を行っていると思いますが、脚本がダメならやっぱダメ、というのは万国共通ですねやっぱり。途中から、早送りの塩対応で、なんとか乗り切りました。

恋人が運転する車で人を轢き殺してしまった!…という幻覚に悩まされるOLさんの受難劇ですが脅かし優先、肝だめしで3歩あるくたび脅かすみたいな展開で、お話の方が、ワケわかりません。

…最後にはまあワケわかるのですが、それで?と思わせてしまう五円程度の塩話。

韓国都市部のイマドキ空気や厭らしさと、やっぱりこれも“恨”に根ざした感覚なのかな?と思い出したりできることは、韓国映画をあまり見ない私には、価値といえば価値でした。

が、いちばん許せる気になるのは、主演ナム・ギュリのプリチー・ビューティぶり!若い頃の松嶋菜々子を美人にしたような風貌で、色白肌と、若干のふくよかほっぺに萌える燃える!彼女を眺めていれば、まあいっか、と素直に騙される気になれました。

<2019.6.19記>
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