このレビューはネタバレを含みます
2018年 アメリカ 監督 ミミレダー
まだまだ女性の社会進出が遅れていた時代のアメリカ
ともに弁護士を目指している夫と学生結婚して子供も出来ている
その後夫は病気で生死を彷徨いその間は夫の看病と子育てもやり夫の授業にも代わりに出席する
トップの成績だったけど回復した夫がニューヨークで就職すると引き止めるハーバードの教授を袖にしてコロンビアへ転校
そこも主席で卒業
しかし男社会の壁は厚く法律事務所に就職出来なかった彼女は大学教授へ
そこから夫の助言によってある裁判に関わって行くことが彼女の人生を大きく変えることになる
なんてスーパーウーマン
と思ったら実話を元にした話でした
映画が上映された時は85歳にして現役でアメリ
カ合衆国連邦最高裁判所の裁判官だったそうです
それにしてもたった50年前のアメリカはガチガチの男社会だったんですね
その中で頑張ったルースキングスバーグも凄いですがそれを支えた夫のマーティンも凄い
相当先進的なご夫婦です
私なんかはいつまで経っても男性と女性は生物学的に別の生き物なんだから別の役割があって当然だと思ってしまっていたんですがそんなことを言ってしまったら今の世の中は生きて行けません
生物学的なことはカバーしあって平等に生きて行くと言うのがこれからの常識です
