実際のルースは、少女時代から”be a lady”と母親から言われて育ち、決して声を荒げたり感情を露わにするタイプでは無かったとドキュメンタリーで知っていたので、その辺りの情報を踏まえて見ると少し未熟にも見えるお芝居にはリアリティが欠けて見えました。
During the opening argument, Felicity Jones in the lead role pauses uncomfortably; the real Ruth Bader Ginsburg didn't hesitate during the opening argument.
記事にも↑こんな一文が。実際のルースは冒頭弁論で口篭ったり戸惑うことはなかったと。
映画の後援者たちからは旦那をもっと傲慢に見せた方が良いという助言もあったらしいですが監督が一蹴したとのエピソードもあり、ビジネスとしての映画の見せ方においては事実と違う演出も必要だったのだろうと思う。
RBGのドキュメンタリーを見ると分かる通りルースは常に冷戦沈着で、旦那さんは傲慢どころかルースを献身的に支え生涯彼女を誰より誇りに思っていた事が残された手紙やルース本人が語るインタビューでも分かります。本人に忠実な人物像として旦那様を描いてくれたのは本当によかった。
是非是非RBGのドキュメンタリーもあわせてみてほしいです!