2020年 イギリス
ジュディガーランドの生涯を描く
幼くして得た名声と引き換えに彼女にもたらされたものはその頃からの薬漬けの人生と精神的な病だけでした
何度も繰り返す結婚と離婚は何かに縋り付かないではいられないけど何も信じられなくなった彼女の人生を象徴してるようです
ストーリーは彼女が不慮の死を遂げることを予感させるものでしたが47歳とは早過ぎます
やはり若過ぎる成功はその後の人生を狂わせてしまうことの方が多いのでしょうか？
良く考えてみたらジュディガーランド主演映画で観たことがあるのはドロシー役で有名な『オズの魔法使い』だけ（スター誕生もオリジナル版は観てません）そしてライザミネリの母親だということしか知りませんでした
華やかなショービジネスの舞台裏でこんなに厳しい人生を送っているとは思いもよりません
その中でゲイカップルとの出来事はあの時代にしては先進的な微笑ましいエピソードでした
ロンドン公演に随分と時間を割いてると思ったらイギリス映画だったんですね
亡くなるまでの経緯を考えると中々アメリカ映画としては撮りづらいのでしょう
私が知らないだけで実話なのでネタバレとは言えないと思いますがミッキーは悪い奴じゃないかと警戒してました
良い人でホッとしました
出来ればオリジナル版”a star is born”を観てみたいと思います
