そぼろ

ジュディ 虹の彼方にのそぼろのレビュー・感想・評価

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)
3.7
レネー完全カムバック❗️
不安定なジュディが憑依したかのような、完璧な演技だった〜
歌唱シーンもかっこよかった🎤✨
「シカゴ」見返したくなった〜


本人のことはネットに残ってる情報しか知らないので、映画がどこから真実で脚色なのか判断できないけど、
娘のライザ・ミネリが肯定しているように、母親としては良い母親だったんだろうなと感じた。

インタビュアーに離婚のこと、子供の親権のことを問われたときの一言。
「ジュディになるのは1時間。他の時間は母親なの」
そうだよなぁ…
父親が育児に参加すると褒められる。
お金も仕事も無い、子供を奪われないように離れて暮らし、必死に異国の地でステージに立ち続けているのに、母親が育児から離れているとそうやって責められるのは何故だろう。

ジュディの孤独が苦しくて、辛かったけど、素敵な映画だった。
娘のライザ・ミネリもまた、スキャンダラスな人生を歩んでいるのがまた辛い。
哀しみは連鎖するのかもしれない。


"客席との間に生まれる愛を信じたい"
最後のステージは切なさが包み込んだ。
もし生まれ変わりがあるなら、幸せな人生を歩んで欲しい…
そぼろ

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