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ランナウェイ/18才の標的のイワシのレビュー・感想・評価

ランナウェイ/18才の標的(1986年製作の映画)
3.6
ヘロインが詰まった赤いダッフルバッグの取り違えをきっかけに兄夫婦殺害の容疑者となるアンソニー・マイケル・ホール主演の巻き込まれ型サスペンス。連続するアクション演出も良かったが、物語とは無関係な80年代LAのパンクムーブメントの記録としても魅力的だった。

監督がリチャード・タッグル、撮影ブルース・サーティース、カメラオペレーターはジャック・N・グリーンでイーストウッド組な布陣。グリーンは同年86年の『ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場』からイーストウッド作品の撮影監督になる。

悪徳刑事に相棒が爆殺されても目の前のヘロインしか眼中に無いジェフ・コバーは非常に良かった。『タイトロープ』は実質イーストウッド監督だけどリチャード・タッグルもしっかり演出できる人だと確信。
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