このレビューはネタバレを含みます
【おぼえがき】主人公の青年は、実母・継父、彼女あり。一見いい子だが悪ガキ。ホテル駐車場係でコンシェルジュにも内通してて仲間の坊主と組んで預かった車のキーを利用し持ち主宅で盗み常習。
超高級車と高級住宅に空き巣に入ったところに監禁された女性が居た。助ける事にするが上手くいかない。結局、孤軍奮闘して一人のサイコ野郎から女性を救い出して終わり。
途中自分の彼女や学校にも（皆に嫌われるような）仕掛けをされて反撃イタズラを食らう。犯人の本格的な反撃も始まり彼女は入院、後半（全体の3/5、4/5くらい）に坊主の仲間も殺される。警察も犯人の工作で上手くかわされて嫌疑は反れるが、徐々に調査して（上手く取り繕われながらも）黒人の女性警官に主人公の意図が伝わり捜査が進む。
映画冒頭は犯人の少年期に馬を虐待するシーンから始まり生い立ちで捻くれる事が示唆される。途中でもサイコになる生い立ちの馬のくだりが説明される。よって話の構成もバックボーンも割りとシッカリ飽きさせず荒唐無稽さは無い。主人公と犯人は同等に（いや犯人の方がシッカリ）描写されているかも。被害者の女性は割とおざなり。ちょっとは反撃なども有るが、ひたすら監禁されてるだけで、家族が探して追ってくれてるなどの背景は無い。（テレ東サタシネ2023_5_15放送（14日の深夜）1:45枠、5分以上はCM）
