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イップ・マン外伝 マスターZのHKのレビュー・感想・評価

3.5
『イップ・マン 継承』に登場した詠春拳のチョン・ティンチのスピンオフ作品。
4部作は見ましたが、これは見てなかったのでCS録画して鑑賞。

ティンチはイップ・マンに敗れて武術界を去った後、必殺!の“寅の会”(“元締”も側近の“死神”もいます。俳句は詠みません)みたいなところで闇の仕事をしていましたが今は足を洗い、食料品店のオヤジとして息子のフォンと生計を立てようとしていました。ところが地元のマフィアが・・・(え? ストーリーはどうでもいい?)

で、ドニー・イェンの出ない『イップ・マン』シリーズなんて、クリープを入れないコーヒー・・・(古い!)と思ったら、なかなか楽しめました。

本家4部作と監督が違うせいか重力に逆らったワイヤーアクション多め。
主役のティンチを演じるマックス・チャン(当時44歳)は数々の映画で武術指導をしたり、ドニー・イェン、ミシェル・ヨー、チャン・ツィイーらのスタントダブルも経験している実力派とか。顔もジョニデと堂本剛を足して割った(?)ようなイケメンです。

ミシェル・ヨー姐さん(当時56歳:『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』『グリーンディスティニー』)の貫禄の殺陣にも拍手。

このプロレスラーみたいなオヤジ(デイヴ・バティスタ)どこかで見たと思ったら『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のドラックス、『ブレードランナー2049』ではレプリカントもやってましたネ。

上司の横暴を知りつつ命令に従うのみの警官に、「善悪の判断は?」「良心は?」と問い詰めるティンチの言葉は単純だけどカッコイイ。

え? “ブラックバット”って?
ババババ バババババ♪ バッタモン♪
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