ボクはあの時に年老いて群れを追い出された狼になった
そして、時が止まった。
ここは用水路だよ。月みたいだ。
という会話が素朴すぎて
もしかしたら、搾取ではなかったのかも。
真実を知ったら幸せなのか、知らない方が幸せだったのか
自然から遠のく町の人間の心はやっぱり荒んでいくけど、まっすぐな瞳はすべてを知っても変わらずに会いに行くはず
町にはプラスチックのゴミ、山には食べられる木の実や野草。
生きる道を決めるのは自分なの、置かれた環境なの、神さまなの
聖アガタは美しすぎて不幸なの?
世の中分からないことだらけ
最後、銀行で群がる人たちに吐き気がする
幸せでもなく、ほっこりもしない、なんか切ない、ハッピーエンドとも言い難いけど、ラザロは幸福なラザロ