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COLD WAR あの歌、2つの心のkumakumaのレビュー・感想・評価

COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)
3.8
美しく、様々な音楽にのせてエモーショナルに

冷戦中の1950年代ポーランドの話。舞踏団の音楽家とオーディションを受けに来た女の子の出会い。惹かれ合うも、すれ違う。
ヒロインのズーラが歌っているように「心」を各シーンで音楽で表せている。民族民謡、ジャズ、ロック、ラテンと場面ごとの抑揚をつける印象。
モノクロ映画で88分と短いなかで、数年の2人の恋愛模様をうまく描いた作品。
ただ山場的なものがない分、物足りなさを感じる人もいそうだが、音楽と感情、情景の変化を楽しめた作品に思える。
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