好きだなぁ、こんな作品♪
シンプルな絵に、シンプルなストーリー。
なのに画面に魅入ってしまうのは、主人公ズーラが醸し出す魅力と、その歌声だから。
第二次大戦後、ソビエト監視下にあるポーランドには収まりきれないズーラの奔放さと、民族音楽でもジャズでも歌いこなす歌唱力が魅力です♪
「自信がない」と言うフランス語でも、いとも簡単に歌いこなしてしまうシーンに、もっと聴かせて欲しなぁと思った。
88分という短い上映時間に、美しい映像と、哀愁あるズーラの歌声が、ほろ苦い後味と余韻を生む、素晴らしい作品でした♪