コメディー調の明るい雰囲気でありつつシリアスなシーンもある、実話を基にした映画らしいです。
映画のジャンルとして言うなれば、黒人と白人の刑事物…いわゆるバディ映画みたいです。潜入捜査官。
舞台は1970年代アメリカ。コロラド州。
初?の黒人刑事になったロンと ユダヤ系刑事フリップが、白人至上主義団体と黒人解放活動団体への潜入捜査を並行するという…面白い状況です。
当時の(差別傾向の)白人と黒人の主張、それを踏まえたメッセージが込められた作品です。映画の最後に NO place fro HATE(憎しみに居場所ナシ)という言葉で締めくくられてます。
白人黒人どっちが良いとかも無く、片方が「ホワイトパワー!」と言う場面なら、もう片方は「ブラックパワー!」と言う場面のように、映画は対比法を用いて中立に描かれてます。
当方、差別や人種についての知識は浅いですが、
気軽に観れる作品で、なおかつ観やすかったです
