ゆきみ

ブラック・クランズマンのゆきみのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
3.7
悪くなかったけど見たかった内容とは違ったな。KKKの儀式とかカルトっぽい感じをもっと期待してた。けど悪くはなかったけどね。こういう歴史があったんだなぁって知れる点で。

けど、そうなぁ…人種差別っていうのがほんとうに実感できないというか、なんでそんな差別とかするんだろうって理解できないし悲しくなる。歴史、文化、環境の違いというか…根本的に理解できないんだろうなぁ、日本に生まれた自分には。相手のこと嫌だと思うのは自由だけど、それで相手に嫌がらせしたり暴力振るったりはダメでしょって。嫌なら無視すればいいだけじゃないの?って思うんだけど。なんで傷つけ合うんだろう…。ほんとうに理解できない。

映画としては潜入捜査がバレるんじゃないかとずっとひやひやハラハラして心臓に悪かった。フリップのリスクでかすぎるよー。まぁ無事でよかった。リスクに対して成果が小さいのでは?!と思ったけど、本人達はすごく喜んでたからそういうもの…?と…。しかも最後は成果あげたはずなのに事実上の停職?みたいな扱いされてたし。そのあたりもよく理解できなかった。

よくそんなに見ず知らずの人間を肌の色とか見かけや信条の違いだけで侮辱して傷つけて貶めることができるね、と。そういうのやめませんかねってほんと思う。
ゆきみ

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