kikki

存在のない子供たちのkikkiのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
3.0
心乱され、観終わったのちも無限に続く辛さ。決して遠い国の問題ではない。"僕を生んだ罪"で親を訴えたゼイン。無戸籍の子どもに関することだけでなく、健康格差や教育格差を生む経済格差から虐待、内密出産、緊急避妊薬に至るまで多くの問題課題が銃弾となって撃ち込まれたよう。ゼインは過酷な境遇でありながら、正しく優しく勇気がある。その姿から大人が学び、行動しなくてはと思った。そしてヨナスの可愛さに悶絶&号泣。大人には子どもの健康と希望を守る義務がある。
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