赤ちゃん97歳

存在のない子供たちの赤ちゃん97歳のレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
4.1
心が掻き乱されまくる映画…

ゼインの演技も身近にこういう状況を感じている、知っているから自然なのかな?というか…これはもうドキュメンタリーみたいに感じちゃう。
実際他国へ移り住んだし。🫣

同じ、物質的な貧困の状況であっても、親子間の愛情の貧困の対比が凄かった…。

「心にナイフが刺さったみたい」辛過ぎる…最後のゼインの訴えが本当に全て。
因みにその傷は外からは見えないし、発育期の脳に変形等のダメージを与えて、一生涯苦みとして残る…
言葉で言うとトラウマ
簡単に扱われがちだけど、影響は凄いよ。

心(脳)は死んだまま、寿命をただ全うする人生にもなりうる。
(正しい感情や愛を理解できない脳が形成される)残酷過ぎ

物質的には豊かな国でも、ここまで心の飢える思いをした人は実際世界中に居るはず。

ほんとにいつも思う!
命を奪うのは当たり前に罪‼︎‼︎
でも、命を無責任に与えるのも絶対に罪‼︎

これは道徳の授業で取り入れて欲しい映画
必修にしろ!!