たけ

存在のない子供たちのたけのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
4.0
ナディーン・ラバキー監督インタビュー抜粋

「私は、本気で映画が世界を変えられると信じています。映画から外に出て、現実のあなたが変わる、ということが起こるからです。私自身、これまで映画に出合って変わる、という経験をしてきました。…………
悪の根源は、愛されたことのない子ども時代に起因すると私は思っていて。親からネグレクトされた子どもは、その傷が癒えるまで、ものすごく時間がかかるんです。愛が足りていないということが、彼らが成長して親になったときに、ネガティブな影響として現れてしまうこともある。一番大事なのは、あなたが誰であっても、どんな状況にいても、育てている子どもに愛を与えること。愛は、親が子どもに与えられる、一番強い武器です。たとえ、ほかに何も与えられるものがなかったとしても、愛を与えることです。」
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