和製ジャックニコルソンです

存在のない子供たちの和製ジャックニコルソンですのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
5.0
「僕を産んだ罪」って言葉があまりにも辛すぎる。

ゼインが幸せ求めてひたすらに歩いてるんですけど常に何か重荷があるんです。お金を稼ぐために重いボンベ背負って、見知らぬ子供抱っこして、1人で歩けても怒りやら悲しみ背負って歩いて。もぉずっとしんどい…

監督さんが女性の方って作品見ただけで何故か分かる。女性の撮り方が女性視点な気がしました。
撮影方法とかすごい勉強になる!!

いちばん辛かったのは、子供が赤ちゃん引きずって歩いてても、赤ちゃんの足に紐が結ばれてても誰も声すらかけてくれない事です。
日本、そして今の両親の元に産まれてこれた事に感謝しながらも同じ人間がこんな生活送っていると分かっても何も出来ない無力な自分が悔しいです…