極彩色の映像とモノクロのひねった映像の断片が連続する中を独白が横切るゴダールの実験性に富んだアート作品。
断片と言葉をつなぐのは観る側の感性次第というサービス精神の欠片もないぶっ飛んだ作風。
映…
脳内がヒリヒリするアート体験。
「5本の指があって、指が合わさると手ができて、そして人間の真の条件とは手で考えることだ」というゴダール自身のナレーションで始まり、5本の指のごとく5章で構成されて「…
偉業なのは当たり前としてかなり知らねえよだったけどコラージュ(ないしシュルレアリスム)ってそんなもんか。
プリミティブな視覚・聴覚的刺激の探求の試みとしてのビデオコラージュの良さを感じた、言葉や絵で…
怒涛のコラージュ、コラージュ、コラージュと、彩度バキバキの海と、ぐちゃぐちゃになった劣化した映像と、画面のサイズすら一定ではなくて、音もヤバくて、思ったより素直に面白かった。これも映画館で見てみたか…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
何ひとつ望み通りにならなくても希望は生き続ける という感動的なゴダールのナレーションにあわせて、マックス・オフュルスの快楽のダンスシーンが流れるラストが全てを持っていった作品だ。
遺作の佇まいがある…
ゴダールマラソン。
こちらは11月に鑑賞していたもの。
「ゴダールソシアリスム」など鑑賞難易度高くなってしまっているものが数本と短編が数本残っているが、昨年続けてかたゴダールマラソンも何とか2023…
© Casa Azul Films - Ecran Noir Productions – 2018