イメージの本に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 2ページ目

「イメージの本」に投稿された感想・評価

もちだ

もちだの感想・評価

3.9

死を選択したゴダールからのラストメッセージ。
映像、写真、音楽、文章をコラージュしたこの作品から憂いを感じた。
近年のゴダールらしい映画であり、やっぱりちょっと先を行ってる映画であった。

何を言っ…

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yantankei

yantankeiの感想・評価

3.5
ゴダールは見たことがない。なんでこれを見ようと思ったかわからないけど、美しい色とか画像加工する時に影響受けそう。元ネタ、ブニュエルのアレしかわからなかった。(とかいうほど映画見てない)
「実に対照的なのは、表象する行為の暴力性と表象そのものの内部に宿る静けさだ」
石口

石口の感想・評価

4.0
結局この編集スタイルが好きかどうかが評価の分かれ目なんだろうが、私には刺激的に感じられる。ゴダールは最後の最後までゴダールだった。引用されてる映画を全部見てみたいと思ってしまう。

「物言わぬ田舎娘にこそ用心すべきだろう」

五本指、五感、世界五大陸。人間の真の条件とは手を使うこと。

「映像は到来するだろう」

ぶつ切りの編集に意味ありげなメッセージの数々、言葉遊び、革命。ま…

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Suihi

Suihiの感想・評価

3.6
貴重なイメージのコラージュを観ているような

“偏見が生じるのは物事を知らぬからではなく
自分を知らぬからだ”
けい

けいの感想・評価

3.8
2023年46本目
難しい哲学書を読んでるよう。抽象版、君たちはどう生きるか。さまざまなコラージュは本で言うところの参考文献。
『悲しみ方が足りないから世界が良くならない』
途中でストーリーを追うのを諦めて、映像だけみたが、そこら辺の映画より見応えがある!
あ

あの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

奇しくも「君たちはどう生きるか」を観るに当たっての最高のお供となった気がする
ゴダール監督の遺作。
気狂いピエロから遺作まで一貫した低音が効いており、情熱から冷静にいたり幕を下ろした様な、今際の際の境地が映っている作品なのかもしれません。

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