切り貼りされた映像と画像の羅列によって、現実とフィクションの境目が溶けていく面白さがあった。
まさに「イメージの本」
★うろ覚えながら、以下印象に残った台詞の箇条書き
戦争は世界の法則
不…
そもそもこの映画について言語で語ることが、この映画によって何処まで許されるのか。ゴダールの遺作となった作品。「他人の言葉で語る」ということ。正直、理解も解釈もできていないが、なぜか退屈だとは思わずじ…
>>続きを読む映画としてテイを成しているのかどうかよく分からない
映画、音楽、絵画など様々な角度から膨大な量のイメージが溢れるコラージュ
「未来を指し示すのはアーカイブだ」とのこと
大量に引用されたイメージは意…
センチメンタリズムには留まらない
と言わんばかりのカッティング
削るように出来上がる彫刻を見るようです
地下から戻ったオルフェウスは誰だ
言葉は空気の振動を伝って胸の奥を引っかいてくる
歩んで…
『イメージの本』
原題 Le livre d'image.
映倫区分 G
製作年 2018年。上映時間 84分。
ヌーヴェルヴァーグの巨匠として知られるジャン=リュック・ゴダールの異色作にして遺作…
この作品について理解の手助けになるのは、堀潤之さんのブログがいちばん分かりやすかったです。文学、絵画、音楽、戯曲など、あらゆる芸術からの引用や、政治的メッセージのひとつひとつ調べゴダールを研究したく…
>>続きを読む集大成すぎる。
僕みたいな凡人には理解が及ばない
寧ろ理解なんか要らないのか
「1秒の歴史を作るには1日かかる
1分の歴史を作るには1年かかる
1時間の歴史を作るには一生かかる
1日の歴史を作るに…
© Casa Azul Films - Ecran Noir Productions – 2018