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イメージの本のTSのレビュー・感想・評価

イメージの本(2018年製作の映画)
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短文感想 採点不能
圧倒的に理解できない笑 巨匠ゴダールの遺作で、かつての映画のワンシーンやニュース映像などの人類が残してきた映像を断片的に繋ぎ合わせた作品であり、控えめにいってもかなり難解なのではと思えてしまいます。多分多くの映画に触れてきた人がみたら、その解釈の域も広くなると思うのですが、そうだとしてもその映像自体が何を意味しているのかというと難しいです。ゴダールは人類の歴史に怒りを覚えて今作を製作した模様。確かに映像自体のエネルギッシュさはとてつもなく、ぶつ切りのカット、音声のチグハグさ、あまりにも異質なので最後まで不思議とみれてしまう。しかし、じゃあどういう作品だったのかというと情けながら具体的な感想が出せません。評論家の中では90%の肯定率を保つようなので、今作の良さがわからないということは、まだまだ映画の見識が浅いなと痛感させられました。
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