Tyga

イメージの本のTygaのレビュー・感想・評価

イメージの本(2018年製作の映画)
-
広げた両手に何を持つか。

公開時、とてもゴダールの映画を見ようという生活をしていなかったので、そのままにしていた作品。今度、遺作を観る前に見ておこうと思った。相変わらず難解だけれども、よくわからん観念の話をしていたはずなのに、知らぬ間に自分の中に溶け込んでいて自分の最近あった出来事とかを思い出すし、やっぱり半端な気分の時に観てはならないという気持ちになった。

これはただの取り留めもないメモ(常にだけれど)。
映画の経年劣化。死んだ時、芸術になるならば、彼の作品は今芸術であるのか。以前は芸術ではなかったのか。
指で何かを指し示すこと、主張することそれ自体に秘められる攻撃性。とはいえ、攻撃こそが希望でもある。

よくわからんけど。
Tyga

Tyga