戦争、革命、愛をテーマにした美術館を小走りで回ったような感じ
ぶつ切りの音、荒くて残酷な映像、美しい自然が乱雑(多分それも計算されてる)に流れてきて怖い悲しい美しいとか色んな感情が脳内で引き出されて…
1930年生まれのゴダールは、第二次世界大戦の悲劇を直に経験している。どうしてもそこから離れられず、逃げなかった。あのようなことが実際に起こるということは、人間の劣等性の証明である。したがって、彼の…
>>続きを読む脳内がヒリヒリするアート体験。
「5本の指があって、指が合わさると手ができて、そして人間の真の条件とは手で考えることだ」というゴダール自身のナレーションで始まり、5本の指のごとく5章で構成されて「…
観たことある映像が大量に出てくる。
ただこの映画自体を何回か観ているせいで、「コラージュの引用元を観たこと」があるのか「イメージの本で観たから観たことがある」のかわけがわからなくなって混乱している。…
(鑑賞当時)疲れていたせいかサーモグラフィーみたいな映像でさえも良かった。戦争は世界の法則ゆえに神聖、新時代を生きる術は芸術、これらの皮肉みたいな言葉も腑に落ちた。とんでもなく美しい雲!あれだけ畳み…
>>続きを読む偉業なのは当たり前としてかなり知らねえよだったけどコラージュ(ないしシュルレアリスム)ってそんなもんか。
プリミティブな視覚・聴覚的刺激の探求の試みとしてのビデオコラージュの良さを感じた、言葉や絵で…
怒涛のコラージュ、コラージュ、コラージュと、彩度バキバキの海と、ぐちゃぐちゃになった劣化した映像と、画面のサイズすら一定ではなくて、音もヤバくて、思ったより素直に面白かった。これも映画館で見てみたか…
>>続きを読む© Casa Azul Films - Ecran Noir Productions – 2018