このレビューはネタバレを含みます
何ひとつ望み通りにならなくても希望は生き続ける という感動的なゴダールのナレーションにあわせて、マックス・オフュルスの快楽のダンスシーンが流れるラストが全てを持っていった作品だ。
遺作の佇まいがある…
映像の到達点とも、フランス語芸術の究極的夢とも言っていいのではないかと思えるほど、全ては完璧に、イメージはイメージへと接続していく。戦争、革命、永遠、指、そうしたモチーフを分析することはこの映画にお…
>>続きを読む© Casa Azul Films - Ecran Noir Productions – 2018