ドッグマンのかずのネタバレレビュー・内容・結末

初め主人公の行動原理が分からずイライラ。
庇って代わりに服役したのは、友への優しさかと思ったらお金だったんかい！って感じ。

序盤は誰にでも優しい男なのかなと思ったが、庇った動機や終盤を観るとその印象は一変。

周りの機嫌をうかがって同調するだけの人間って現実世界にもいるが、そういう人って優しいと履き違えがちだけど、人の非を否定してあげないある意味冷たい人間だなと感じるところ。

仲間内でシモーネを殺すことを相談しあっているシーンは怖いよね。
あんだけ一緒につるんでるのに、擁護もせずただ黙って他の意見聞いてるだけって……。

犬に接するような接し方しかできない哀れな男ということだったのだろうか。