タイトルがネタバレ感あって、漢字で書けば「犬男」で、これ漢字タイトルでも良いんじゃねって思ったほど。「〜〜マン」だとヒーローっぽいから、それはそれでそう言う展開を匂わせて良いと思うけど。
最初は人の良いペットホテルの店員かと思っていたけど、だんだん香港ノワールな感じに進んでいくところが秀逸。
各カットの全体的に暗めだけど綺麗な印影の照明が素晴らしいし、ワンカット長回しフェチにはたまらないところがあります。
動物虐待がダメな人に見せられないシーンがあるから要注意。
そして全国のスネ夫ファンにぜひ見てほしい映画。
イタリア映画祭だけでなくミニシアターでもかかりそうな作品でした。