映画館で鑑賞
情けが呼ぶ虐殺。
sosを出す場所がなく、あるのは守らなきゃいけない場所のみ。
“飼われている”という構図の下、様々な殺しが存在し、リードを握られている。
握られている以上、与えられなくとも媚びるしかない。
小さな世界の中の、非常に惨い出来事で浮き彫りになったのは、誰も目を向けていなかったということかなと思いました。
皆が“同じ笑顔”になるよう、なんとか崩れないようにと取り持つマルチェロ。かなり辛いものがありました。
押す恐怖と引く恐怖のバランスも良かったです。
最後のシーンは、色々と考えさせられます。