『ソウ』のリー・ワネル監督が仕掛けるAIと共に復讐を遂げていく男の姿を描いた次世代サイバー・スリラー映画。
2023年66本目。2年1ヶ月ぶり2度目の鑑賞。
3.8→3.8
リー・ワネルらしいアイディア勝負のコンパクトながら見どころ満載の作品に仕上がっていました。高評価も頷ける斬新性のあるSFスリラーです。
時代が進むにつれて、ロボットやAIと人間の共存や直面し得る課題みたいなものがかなり具体化して来ていて、単なるアクション映画の域に留まらず考えさせられることも多くなって来ているような気がします。これまで近未来的として描かれて来た世界がもはや少しずつ現実になりつつあるので、SF映画の脚本を考える側も大変だろうなぁと思ってしまいました。
アクション映画としても、かなりキレキレのカメラワークで、刺激的な世界が楽しめました。