入り組んだ構造のSFサスペンスで予想外の犯人確定にこりゃ一本取られたテヘペロみたいな感じで気軽に観れる佳作。不出来な部分もあるので気軽に観るしかないというか。
最近では珍しく手塚治虫的な飛躍した未来感に気概を感じる。
脚本やストーリーテリングがいまいちと感じさせられるが、面白い部分、ワクワクする部分もいくつかありトータルではやっぱり面白かった。
マトリックスのネオが覚醒したみたいな格闘アクションがすごく良かった。ものすごく好み(笑)
'00年代以降のSF映画ビュッフェから一見美味しそうな物を色々摘んで１つの皿に乗せたような映画。
「お！マイノリティーレポートある！ひと口食べちゃお♪お、エクスマキナもあるじゃん！」みたいな(笑)
主人公のキャラ設定など、なんでそうなるかな？というのが全体的にうっすらとあり中々物語に入り込めなかった。結末を観たらそれら全部辻褄が合うのかとも思うが、途中も客を置いてかないでもう少しこちらに手がかり足がかりを渡してくれても良いんじゃないかと思う。
要所要所で面白い部分がなかったら途中で観るのやめてたかも。
繰り返しになるが所々面白い！
