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アメリカン・アニマルズの世界のネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

 若気の至り。自分の望みのために、一線を越え他人を傷付ける瞬間は、何かに追い詰められている。それは、一人では越えられなかったことも、集団の力により容易にさせ、また集団の力が彼らを追い詰めた。人生の転換も、結局は自分の思考次第。彼らは7年の時を経て、自分を見直す事で転換していっている。
 作品は、テンポ良く構成されていて、まるで音楽のプレイリストの様だった。緊張感を丁寧に描いている。罪を犯す事への葛藤や恐怖心を忠実に表現していて、無駄遣いはしていない。脚本も生理に伴っている行動を描いていた。
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