2004年に起きた犯罪(窃盗事件)の完全再現・実話映画!! 予想以上に面白かった!!
制作方法が斬新な映画でした!!
実際に犯罪を行った犯人たちが、合間合間で事件の背景や事件当日どんなにヤバい状況だったかの詳細を語ります。
ちなみに、被害者の図書館司書も映画で演じている。こんな映画は他にはないのでは。
〜~以下ネタバレあり〜~
退屈な日常を送るごく普通の大学生たち(4人)が、1200万ドル(日本なら12億円くらい)の価値のあるヴィンテージ本を、大学の図書館から盗み出す計画を立てる。
彼らとしては犯罪映画を研究するなどして、完全犯罪を目指したが…
最初の犯行決行予定日は図書館司書が5人(ふだんは1人)もいて決行できず…
犯行日がズレて主犯格が弱気になり…
犯行当日も計画した事が上手くいかずドタバタあり、ヴィンテージ本2冊も予想以上に大きく(畳半畳くらい)、メチャクチャ運ぶのが重そう…
結局、盗もうとした物の3分の1くらいしか盗めず…
盗んだ物を遠方に売りに行くが、鑑定士のいない日に行ってしまい、連絡先として自分たちの携帯電話番号を教えてしまう失態をおかす…(警察にすぐに捕まる可能性大)
結果、犯罪計画を細部まで詰めていなかったために犯行何日か後には捕まってしまう…
実際の犯人のコメントが多めに入るので、犯行当日の緊張感やメチャクチャ焦っている様子、犯人の罪悪感などがヒシヒシと伝わってきた。
斬新な感覚の映画でした。そのため、結構楽しめました!!