このレビューはネタバレを含みます
アメリカの大学生が図書館の高価な蔵書を強盗するお話
強盗犯の計画から実行、結末を描いたクライムサスペンスでありながら
大学生のなんというか、青春というか抑圧された反抗というか
拙さや仲間意識も加えられていて
冒頭から割とシリアス調で場面によっては
明暗の意味で暗いんだけど
実話。なんだよね?、がゆえに
ドキュメンタリーかのようなコメントシーンが入って
なんとなく軽やか
暗いのに重くなかったり
割と重犯罪なのに実行が拙かったり
なんか不思議なアンバランスさがあって
作品としてすごい印象的な作品だった