燐子

アメリカン・アニマルズの燐子のネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

実際に事件を起こした本人たちが出演して当時を語って、その見た人の視点・記憶の証言で映画中の登場人物の見た目などが変わるのがおもしろかった

ジョン・ジェームズ・デュポンの絵と鳥の声で始まりと終わりを迎えるのも素敵

前半の青春映画感、日常から飛び出したスリルを楽しみながら仲間を集めてワイワイやってるのがワクワクして楽しい

が、実際に実行してしまってからのグダグダや不安・焦燥が痛みを感じる

チャズの台詞で「お前はみんなを殺したんだ」が刺さった
ウォーレンは家庭問題で皆よりも現実が辛い状況だったから余計のめり込んだんだろうなあ
実行してからのみんなの心理が描かれいるのが好き

スペンサーが現在鳥の絵を描く専門家になっていることが彼の人生に事件が与えた影響がスゴイことを物語っていると思った
燐子

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