自分にとってはこの映画、メインとなる4人に共感しか無かっただけに、レビューしているほとんどの人に彼らの心情や思考のプロセスが伝わっていないのが、悔しいというか納得いかない。
映画化するほどの事件じゃないと一蹴している人もいたが、この映画が描きたいのは事件の内容じゃないと思うし、彼らにとっては、成功するにせよ失敗するにせよ、実行するということが大事だったんじゃないかと思う。
「何故他の誰かではなく自分としてこの町に生まれたのか」
自分自身この疑問について考えたことはあるので、自分の”特別”を探したり、何かやらないと、と言う感情はとても理解できる。
彼らの行動はタダのバカな大学生のノリで起こしたものだとは思わないし、自分も含め現代の若者皆が抱える問題だと思った。
確かに彼らの行動は無駄で何も生まれなかったかもしれないが、それでも行動した彼らに尊敬の念を送りたい。
