また良い映画を観てしまった。
大学生4人組が大学の図書館に所蔵されてる超レアな古書を盗もうと計画、実行する話。実話が元になっていて、ときおり本人たちへのインタビューも挟みこまれる。
一応ジャンルはケイパーものではあるのだが、主人公は自分たちの冴えない人生に悶々してる系の大学生であり、いわば「自己の表現手段」として強盗を企てるわけで、その計画のずさんさ故に結局失敗する、簡単にいえば「盗んだバイクで走り出す系」の青春映画でもある。
このあたり、感触がおれの大好きな「ヒーローショー」に近く、好感。
実際犯罪起こしたあとに、後悔してゲロ吐くのがよい。
とはいえ、実際の強奪実行シーンは上手く撮られており、ケイパーものの醍醐味であるハラハラドキドキもちゃんと体験できるあたり、ポイント高し。
おすすめです!