カッコよさとダサさと、楽しさと切なさとクレバーな面とバカな面がどっと押し寄せてくる映画だった。撮り方というか演出が好みど真ん中。ドキュメンタリーでもありフィクションでもあるという、とても面白い作品だった。あと音楽がめちゃくちゃカッコいい!
フィクションと書いたけど、実際に起きた犯罪です。
ウド・キアが出てくるんだけど、私あまりホラー観ないから彼の出演作たいして観てないのに、なぜか記憶に残る顔よね、ウド。
主人公たちが完全犯罪のために参考にしたのは、いくつかの犯罪映画。有名どころが何作かでてきます。唯一のモノクロは、キューブリックが若い時に撮った作品。「現金に体を張れ」(だと思う、キーワードは競馬場だし)
スタイリッシュとは対極にインタビューを含む演出が面白い。実話なのにどこからどこまでが本当なのかわからなくなる。必見です。