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アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノールのodyssのレビュー・感想・評価

3.0
【普通の伝記映画】

実在のイタリア人テノール歌手の半生を描いた伝記映画。生まれつき視覚に障碍があり、途中でスポーツ事故に遭ってさらに悪化してしまう。

作品を見た印象は、可もなく不可もなし、といったところ。なるほど、こういうふうに生きてきたのか、と一応納得。

ただ、世に出るきっかけが、実際そのとおりだったんでしょうけど、ポピューラー・ミュージュシャンだったというのが、何とも。つまりクラシック音楽も必ずしも実力だけの世界ではなく、偶発的な運・不運に左右されるということですね。

あと、イタリアの話だというのに、なぜか英語でやっている。歌だけはイタリア語ですけど。英語帝国主義反対!

主人公のお母さん役が美人。ルイーザ・ラニエリで、すでに45歳だそうですが、とてもそうは見えない。「元がいい」タイプだからでしょう。
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